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　中国の王毅外相は24日、世界古代文明フォーラムの閣僚級会議に出席し、「古代文明の新活力を喚起し、人類運命共同体を構築」と題する演説を行いました。

　王外相は、「和合の思想は中華文明の基本的な精神を表している。覇道は中国人の伝統にそぐわず、拡張の考え方も中国人のDNAにはない」と示しました。

　王外相は、「国際社会が今日のように緊密に連携を取るのは初めてのことだ。今年始めごろ、習近平国家主席がジュネーブのパレ・デ・ナシオンで重要な講演を行い、人類運命共同体の構築と共にウィンウィン、シェアの実現を提案した。これは、中国が自信の歴史、文化、伝統を踏まえた上で世界発展の流れを把握したもので、世界の今後の発展に対し中国の提案を打ち出したものだ」と話しました。

　更に王外相は「我々は『世界古代文明フォーラム』の設立を契機に、各古代文明の交流と相互参考を推し進め、人類運命共同体の構築という崇高な目標に共に努めたい」と述べました。

　また王外相は、来月、中国が『一帯一路』国際協力サミットフォーラムを開催することにも言及しました。

　世界古代文明フォーラムは、ギリシャと中国の共同提案により行われたものです。フォーラムには、エジプト、イラン、イラク、イタリア、インド、メキシコ、ペルー、ボリビアなどの国の閣僚や高官が参加し、「世界古代文明フォーラムーアテナ宣言」を発表しました。（RYU、kokusei）