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王外相、朝鮮核問題で各側に冷静さを求める

2017-03-19 13:59:32     cri    

 王毅外相とアメリカのティラーソン国務長官は18日、北京での会談後に共同記者会見を行いました。

 朝鮮半島の核問題における中国の役割について、王外相は、「朝鮮核問題の本質は朝米双方の問題である。中国は責任ある隣国として、問題の解決を推進するために多大な心血と努力を注いできた。アメリカ側の要求に応じて3カ国協議を発足し、さらに6カ国協議に拡大させた。中国がこれまで払った努力は世に認められている。6カ国協議が中止してからも、中国はアメリカを含む安保理常任理事国と共に、朝鮮問題に関する決議の採択に加わり、朝鮮の核ミサイル開発抑止や、朝鮮半島の情勢のコントロールにおいて重要な役割を果たしている」と示しました。

 王外相はさらに、「朝鮮核問題の解決の原則は、どのような状況であれ、平和的な外交ルートを堅持することである。協議の中止により政治的対話ができないことで、現在のような状況になっている。今、朝鮮半島は岐路に立っている。アメリカを含む各側には、冷静さを保ち、正しい選択をするよう望んでいる」と述べました。

 また、今回の会談については、「ティラーソン国務長官と意見交換をし、多くの問題について意見が一致した。我々は朝鮮半島の非核化を主張し、安保理の関連決議の全面的な履行を約束する。協議再開の方法を探り、いかなる平和のための努力をも放棄しない。これは中米間において、重要な協力の一つである」と話しました。(殷、謙)

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