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王外相と米国務長官が共同記者会見 中米関係を語る

2017-03-19 14:13:15     cri    

 王毅外相は18日、アメリカのティラーソン国務長官と北京で会談後に共同記者会見を開き、中米関係を語りました。

 王外相は、「両国の首脳は先月、電話会談を行った。これにより次の段階のハイレベルの往来と両国関係の発展の基礎が築かれ、さらに両国の努力の方向性も明示された。双方は今後予定されている首脳会談について踏み込んだ意見交換をし、関連作業をスタートさせた」と明らかにしました。

 王外相はまた、「中米両国は、外交や安全、経済貿易、法執行、インターネット、人文など多くの分野でハイレベルの対話と実務的な協力を行うことを決めた。互恵協力を経済貿易関係の本質とする中米双方は、貿易と投資の協力を積極的に進め、経済貿易の摩擦を妥当に処理し、互恵共栄を実現させるべきだ」と述べました。

 王外相はさらに、「中米の間には一部、意見の不一致が存在しているが、これは正常なことだ。会談の中で、台湾問題や釣魚島問題、韓国への新型迎撃ミサイルシステム『THAAD』の配備問題について中国の立場を表明した。双方は建設的な方法で敏感な問題と意見の違いを処理し、コントロールすべきだ」と指摘しました。

 最後に、王外相は、「中米関係の健全かつ安定した発展を維持することは、両国の人々の根本的な利益に適っており、国際社会にも期待されている。我々は、『衝突せず、対抗せず、尊重し合い、協力し合う』という原則に則って、意思疎通をさらに強化し、協力を拡大させ、相互信頼を深め、意見の違いを適切に処理していくことによって、新時代における中米関係の更なる進展を推し進めていく」と強調しました。(藍、謙)

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