知的所有権侵害と偽物取締り活動に関する全国テレビ電話会議が11日北京で行われ、汪洋副首相が出席し、談話を発表しました。

　汪副首相は「我が国では去年１年間、知的所有権侵害と偽物取締り活動において大きな成果があった。案件20万件以上を摘発し、容疑者2万2000人を逮捕、うち、1万8000人は罪が確定した。取り締まり活動では、特にインターネット上を重点に進め、2000を超えるウェブサイトを処罰、有害情報350万本以上の削除、インターネットのアカウント20万あまりを閉鎖するなど、犯罪者に警告を発し、市場の環境を浄化した」と評価しました。

　更に今年の活動の重点について「1、インターネットの総合管理を強め、違法のインターネットショップを閉鎖し、法律に違反したものをいち早く、厳しく取り締まる。2、『一帯一路』（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）沿線の国や地域を重点に、専業市場の整理と輸出入管理を強化し、メイド・イン・チャイナの良好なイメージを維持する。3、農村部市場の整備を強化し、経営許可書のない生産拠点を取締まる。4、合法のソフトウェア使用を強化する。5、電子商取引に関する法律制定を推し進め、罰則を強化する。6、信用システムの確立を急ぎ、合同で信用のある人を鼓舞し、信用のない人を戒めるメカニズムを確立する」と明らかにしました。（Mou　keiko）