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習近平国家主席は4日から7日にかけてフィンランドを公式訪問、続けて米国を訪問し、フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘で中米首脳会談を行いました。
この外遊を終えるにあたり、王毅外相がメディアを対象としたブリーフィングを行い、「欧米2カ国に足を運んだ今回の外遊は、世界各国から注目を浴びることとなり、重大な意義を持つものとなった。各国への訪問は成功裏に終わり、豊かな成果を上げると同時に、国際情勢の発展に安定性をもたらし、ポジティブな要素を提供するものとなった」と評価しました。
習主席のフィンランド訪問について、王外相は「習主席は、ニーニスト大統領をはじめフィンランドの議会議長や首相らと会談、双方は両国関係の先行きについて話し合い、両国協力の将来像を描き出したほか、より先見性のある、戦略的かつ時代の特徴を生かした両国関係を構築していくことで合意した。また、両国は共同声明を発表し、未来志向の新型協力パートナー関係の確立を正式に発表し、両国関係を新たなステージに引き上げた。これは今後の両国関係発展の指針的存在となり、今回の訪問における政治成果の核となるものだ」と述べました。
また、今回の中米首脳会談についても、「世界に影響力を持つ2つの大国として、中米関係の重要性は言うまでもないものである。中米関係の持続的、健全かつ安定した発展を保つことは、両国国民の根本的利益に合致するものであり、国際社会が待ち望むところでもある。米新政権が発足して2カ月の間、習主席とトランプ大統領は数回にわたって電話やメールなどで連絡をとりあってきた他、両国が各レベルで密接な交流を保ってきたことが、今回の首脳会談に結びついた。今回、両国首脳は1日余りの間に何度となく会談し、中でも中米関係やともに関心を寄せる国際問題と地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、一連の重要な共通認識も形成することができた。また、両国政府はともに、今回の会談は前向きなものであり、実り豊かなものだったと捉えている」と評価しました。(ミン・イヒョウ、む)
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