米国を訪問中の習近平国家主席は現地時間6日、フロリダ州にある「マール・ア・ラーゴ」でトランプ大統領との会談に臨みました。
習主席は「良好な中米関係は、両国と両国民だけでなく、世界にとっても利益になる。中米国交正常化45年来、両国関係は歴史的進展を遂げ、両国民に大きな実利をもたらしてきた。協力は中米の唯一の正しい選択である。両国はこれまで築き上げてきた外交安全保障、経済、法執行・サイバー安全保障、社会・人文の4つのハイレベル対話メカニズムなどの方式で密接な連絡を保つことができる。協力の規模を拡大させ、重点協力リストを策定し、中米投資協定をめぐる交渉と、双方向貿易および投資の健全な発展を推進し、インフラ整備とエネルギーなどの分野における実務協力を模索する。敏感な問題には善処し、齟齬を建設的にコントロールする。また、大きな国際問題及び地域問題における意思疎通と調整を強め、地域における係争への善処と解決を共に推進し、大量破壊兵器の拡散防止と越境犯罪取締などのグローバルチャレンジにおける協力を拡大し、国連、G20、APECなどの多国間メカニズム内での意思疎通と協調を強め、共に世界の平和と安定、繁栄を擁護していきたい」と述べると共に、トランプ大統領の年内の中国訪問を要請しました。
トランプ大統領は「米中両国は世界の大国として大きな責任を背負っている。両国は重要な問題について意思疎通と協調を保つことで、ともに大きな問題を解決していくことができる。私は習主席との会談に期待を寄せており、習主席との間で良好な業務遂行のための関係を結び、米中関係の偉大な進展を推進していきたい」と述べた上で、習主席からの訪中要請を歓迎しました。(ジョウ、む)
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