報道によりますと、フィリピンの大統領報道官は27日、5月に中国政府と共に両国の協議メカニズムについての討議を行う可能性があると発表していましたが、今日開かれた外務省の定例記者会見での華報道官の発言はこれを裏づけるものとなりました。
さらに、華報道官は「中比両国の指導者が形成した重要な共通認識に基づき、今年1月に開催された20回目の中比外交協議において、双方は南海問題における中比両国協議メカニズムの立ち上げについて合意し、両国の外務省が主導するかたちで、双方が関心を持つ問題及び海上協力と海上安全を促進するための討論を行う。現在、双方は、関連日程について調整を行っているところだ。次の階段では、中国政府はフィリピン政府との対話を強化し、齟齬をコントロールし、海上協力を推進し、双方の各領域における実務協力及び中比関係の健全な発展のために条件を整えていきたい」と述べました。
また、比政府が発表した比沿岸警衛隊代表団の訪中に関して、華報道官は「比沿岸警備隊と中国海警局の協力は、両国の相互信頼と友好関係増進に役立つもので、両国関係の健全かつ安定した発展に役立つものになるだろう」と述べました。(雲莎、む)
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