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外務省、比の黄岩島の根拠ない憶測の停止求める

2017-03-10 20:29:05     cri    
 フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防相がこのほど発表した黄岩島に関する言論について、外務省の耿爽報道官は、「一部のフィリピン人は根拠のない憶測や騒ぎ立てることを止めて、相互信頼と両国関係の推進に有益なことに取り組むよう希望する」と述べました。

 報道によりますと、フィリピンのロレンザーナ国防相は9日に、中国が黄岩島で埋め立て工事を進めようとしたが、米国に説得されて中止したと述べたということです。これについて、10日の外務省定例記者会見で、中国側のコメントを求めた記者の質問に答えた際、耿報道官は「これについて中国は数回にわたってわれわれの立場を表明した」として、「中国が黄岩島で何をしようとも主権の範囲内のことであり、中国は関連事項を適切に処理することができる」と述べました。

 耿報道官はさらに、「当面、中国とフィリピンの関係は良好で、各分野での実務協力が推進されている。両国は首脳間で達成した善隣友好を堅持し、食い違いを善処して、共に発展するという共通認識に従って、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を深めている」として、「このような背景の下で、一部のフィリピン人は根拠のない憶測と騒ぎ立てることを止めて、相互信頼と両国関係の推進に有益なことに取り組むよう希望する」との考えを示しました。(ヒガシ、星)

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