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ロシア連邦議会下院のレオニド・スルツキー国際事務委員会議長は7日メディアに、「米国が韓国で高高度ミサイル防衛システム(THAAD)を配備することは、戦略バランスを崩す恐れがある」と語りました。
スルツキー議長はこの日、「米国が韓国でサードの配備を行うことに不安を覚える。米国はその目的が朝鮮によるミサイル脅威への対応であると訴えているものの、サードの影響範囲は朝鮮からの脅威を遥かに超えるものであり、戦略バランスを崩す可能性がある」と懸念を示しました。
さらに、「ロシアと北東アジアの国境付近にミサイル防衛システムを配備することは、実質的には米国のグローバルミサイル防衛システムの一部となるものであり、ロシアの安全に直接脅威を与えるものだ」と強調しました。(Lin、む)
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