20170119news5
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欧州委員会のユンケル委員長は18日、フランスのストラスブールで「欧州委員会は英国のEU離脱に対して『敵意を抱かぬ』スタンスであり、英国の懲罰も考えていない」と述べる一方、離脱をめぐる交渉は非常に難航するだろうと強調しました。
これはストラスブールで開かれた欧州議会の本会議の記者会見で述べられたものです。ユンケル委員長はさらに、「個人的には英国のEU離脱は望ましくないが、メイ首相が離脱の具体的方針を表明したことは評価したい。EUと英国の双方にとって公平な合意を形成できるよう期待している」と述べました。
英国のメイ首相は17日、離脱交渉の目標の説明にあたり、EU単一市場からの完全撤退や移民制限のための国境管理の回復を求める方針を表明、同時にEUとの自由貿易協定を結ぶ意向も示しました。
昨年6月の国民投票によってEU離脱が決定されて以来、英国政府が離脱プロセスに言及するのは初めてのことです。(鵬、む)
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