20170209news5
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欧州委員会のチンメルマンス第一副委員長は8日、同委員会が同日、欧州連合(EU)の中国製太陽電池製品に対する反ダンピング措置を18か月延長し、今後これらの措置を段階的に廃止していくとする提案を採択したことを明らかにしました。
チンメルマンス第一副委員長は同日の記者会見で、「太陽光エネルギーは、EUの環境保護と気候変動対策の目標実現にとって極めて重要なものだ。メンバー国の意見や、EU内部の様々な利益などを考慮し、欧州委員会は、反ダンピング措置の延長を提案した」と述べました。
なお、これに先立ち、中国商務省は、「EUは太陽電池製品に対し反ダンピング関税と反補助金関税を課す措置を一日も早く撤廃し、太陽電池製品市場の正常な状態を回復し、中欧双方にとっての真の互恵共栄関係を実現させるべきだ。中国とEUは戦略パートナー並びに重要な貿易のパートナーとして、多くの分野で幅広い協力の可能性を有している。双方は協力に注目・注力し、共に世界経済の成長と気候変動対策に取り組むための環境作りに努めるべきだ」との考えを示していました。(洋、む)
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