第12期全国人民代表大会第5回会議の傅瑩報道官は4日午前の記者会見で、今大会は3月5日午前に開幕し、15日午前に閉幕すると会期を発表しました。

　傅報道官によりますと、大会では11の議題が取り上げられ、例年と同じく政府活動報告など6つの報告に対する審議の他、民法総則草案と第13期全国人民代表大会選挙に関する3点の議案が審議されるということです。

　また、3月15日午前の閉幕式で、李克強首相は国内外の記者に向けて記者会見を開きます。大会期間中、北京市西部の梅地亜ホテルに設置されたメディアセンターで17回の記者会見がセッティングされ、そのうち6日に国家発展改革委員会主任、7日に財政相、8日に外相、9日に環境保護相、そして11日には商務相による記者会見が開かれる予定です。なお、人民大会堂で全体会議が行われるごとに、会場外に設置された「閣僚通路」でぶら下がり会見も会議直前に行われ、閣僚らが記者の質問に答えます。

　これまで、大会の取材に登録した記者の人数はすでに3000人以上となり、そのうち1500人は中国大陸以外の国や地域から来ています。（洋、星）