国連のグテーレス事務総長は17日、報道官を通じて声明を発表し、イラクの首都バグダッドで起きた爆弾襲撃事件を非難しました。

　国連事務総長のハク副報道官は、この日の定例記者会見で声明を読み上げました。グテーレス事務総長は声明の中で、被害者家族、イラク政府と国民にお見舞いの挨拶を伝えた上、「国連は引き続き、イラク政府と国民によるテロリズムと暴力的過激主義の取り締まりに向けた努力を支持する。また、平和と包容的対話による信頼と相互理解の構築に向けた努力を支持していく」としています。

　バグダッド南部で16日、中古車市場が自動車爆弾による襲撃を受け、少なくとも45人が死亡し、56人が負傷しました。過激派組織「イスラム国（IS）」が今回の事件に対して犯行声明を出しているということです。（Yan、星）