20170218news3
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ドイツのボンで20カ国・地域(G20)外相会議に出席している王毅外相は現地時間の17日、日本の岸田文雄外相と会談しました。
席上、王外相は「今年は中日国交正常化45周年、来年は『中日平和友好条約』締結40周年を迎える。双方はこれを契機に、両国の先輩たちの初心を忘れず、関係発展においての経験と教訓を真摯に総括して、両国関係の政治的な基礎を切実に維持し、中日関係が正しい軌道に戻るよう推し進めていくべきだ」と指摘しました。
王外相は、また「当面、中日関係の改善はチャンスに恵まれる一方、挑戦にも直面している。日本側は、最近、重大かつ敏感な問題でマイナスのふるまいを幾度となく行い、両国関係の改善を妨害した。日本側は約束を守り、言行一致で、両国関係の政治的な基礎を害する出来事の発生を確実に止めていくことによって、中日関係の本当の改善を実現させていくことができる」と強調しました。
これに対して、岸田外相は「今年は日中関係の発展に関する重要な年である。日本側は日中戦略的互恵関係の構築という構想によって、双方の食い違いを妥当に処理していく。両国関係の積極的な面を拡大して、日中国交正常化45周年の記念イベントを行い、両国関係の改善を推し進めていきたい」と述べたうえで、「中国側の重要な関心事を重視しており、『二つの中国』、『一つの中国と一つの台湾』を支持しない、『台湾独立』を支持しないことを改めて強調する。この立場に変わりはない」と述べました。(藍、星)
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