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中国の曾培炎元副首相と日本の福田康夫元首相はそれぞれ、両国の企業家、政府元高官および著名な識者ら30人の代表を率いて対話に参加しました。
曾元副首相は開幕式で挨拶し、「現在、中日関係の改善の勢いは依然として弱い。政治上では相互信頼の乏しいことが弱点となり、両国の経済貿易と企業の協力にマイナスの影響をもたらしている。中国と日本は両国の平和協力の方向に眼を向け、対話と交流を強化し、既存の問題を管理して、新しい問題を防止していくべきだ」と述べました。
一方、福田元首相は、「日中関係は政治、経済、文化などの面でいずれも分割できない関わりがある。現在、世界経済が非常に低迷している中、経済を突破口にして両国関係、ひいては世界経済の発展を促進していくべきだ」と述べました。
また、日本経団連の榊原定征会長は、「現在、中国で工場を設立した日本企業は2万3000社、販売額は3兆人民元に達した。両国の経済協力は新しい段階に入っている。今後は、両国がより大きな協力成果を収めるよう期待する」と述べました。
中日企業家及び元政府高官対話は中国国際経済交流センターと日本経団連の共催によるもので、両国のビジネス業界の交流の場を作り、両国経済貿易の協力を推進し、両国関係を改善するために役割を果たすことを目指しています。1回目の対話は去年11月、東京で行われました。(玉華、星)
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