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ウクライナ危機をめぐり、ウクライナ、欧州安全保障協力機構(OSCE)、ロシアからなる三者コンタクト・グループが21日、ベラルーシの首都ミンスクで、今年度最後の会談を終え、ウクライナの衝突双方が24日零時から全面的に停戦することで合意しました。
OSCEのマルティン・サイディック駐ウクライナ特別代表は会談後、「各側はいずれも、祝日が近づくにつれて平和と安定を確保し、停戦協定を厳しく守り、キエフ現地時間の24日零時から全面的な停戦を実行しなければならないことを強調した」と話しています。
また、サイディック特別代表は、ウクライナが今年末までに15人の人質を解放する決定をしたことに歓迎の意を表しました。
2014年4月にウクライナ東部地区で武力衝突が発生し、同年9月、三者コンタクト・グループとウクライナ東部の民間武装勢力がミンスクで停戦合意に達しました。しかし衝突は収まらず、2015年2月に新たなミンスク合意が調印されましたが、完全な履行は果たされていません。(玉華、謙)
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