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ウクライナ3者グループ、「接触線からの撤退肝心」

2016-10-27 11:01:36     cri    

 欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ駐在のサジィック特別代表が26日、ベラルーシの首都ミンスクで、「ウクライナ問題をめぐって話し合っている3者(ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構)連絡グループは、ウクライナ東部のドンバス地区で衝突している双方が、すべての『接触線』から軍隊を撤退させることが信頼関係を築く肝心なポイントであるとの認識を持っている」と述べました。

 ベラルーシ国家通信社によりますと、ウクライナ問題3者連絡グループは、この日、ミンスクで会談しましたが、主な議題について何の合意にも至らなかったということです。

 サジィック特別代表は、また「双方の停戦は、『接触線』から最初の三つの安全区の軍隊撤去に有利な条件となる。ウクライナ問題3者連絡グループは、双方がすべての『接触線』からの撤退を主張する。これは相互信頼を築く肝心なポイントだと考えており、9月21日に調印した『接触線』の一部から軍隊と装備を撤去していくという枠組み協議の早期実行にもプラスとなるだろう」と述べました。

 さらにサジィック特別代表は、「ウクライナ東部の衝突地区の地方選挙や大赦、給水、給電、鉄道や電気輸送の復旧作業などについて話し合い、『接触線』での新しい安全エリアの増設について意見交換した」と明らかにしました。(藍、星)

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