会員登録

駐土露大使 銃撃さる

2016-12-20 14:28:31     cri    

 アンドレイ・カルロフ駐トルコロシア大使が19日夜、トルコの首都アンカラで、イベント参加中に銃撃され死亡しました。ロシアのプーチン大統領はテロリストの卑劣な行為を激しく非難し、「テロ襲撃の犯行者のこれを以って、ロシアとトルコの関係を損う企みは思い通りにはならない」と強調しました。

 トルコのソイル内相、アクダー保健相、ウシュク国防相は19日夜、事件の負傷者が手当てを受けている病院で、特別記者会見を開きました。ソイル内相は、「銃撃は現地時間午後7時5分に起きた。カルロフ大使は病院に運ばれ、緊急手当てを受けたが、救命措置むなしく死亡した。事件で負傷したその他の3人の負傷者の状況は安定している」と述べました。

 カルロフ大使はこの日の夜、アンカラの文化センターで行われる写真展の開幕式出席時に銃撃を受けました。犯人は22歳のトルコ人警察官で、その場で射殺されましたが、犯人は襲撃直後、「アレッポを忘れるな、シリアを忘れるな、我々が苦痛を味わう間、お前らもただでは済まさない」と叫んでいたとされます。

 19日夜、ロシアのプーチン大統領はカルロフ大使の遺族に深い哀悼の意を表し、カルロフ氏の駐トルコ大使任期中に行った働きを高く評価しました。また、「カルロフ大使殺害はテロリストの卑劣な行為だ。この事件への対応はただ一つ、それは、テロリスト撲滅への投入を増やし、テロリストらに自らの行為の報いを受けさせることだ」と述べました。

 国連安保理とパン・ギムン事務総長は19日、それぞれ声明を発表し、カルロフ大使襲撃事件を強く非難しました。(玉華、む)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS