会員登録

外務省、シリアの人道的監視決議草案の採択に期待

2016-12-19 20:11:20     cri    

 国連安保理は北京時間19日夜、シリア北部アレッポから市民を安全に避難させるための国際監視団派遣の決議案について表決を行います。中国外務省の華春瑩報道官はこれについて、19日北京で、「中国は安保理メンバーが努力を継続し、各当事者の共通認識を踏まえた上で当該決議案の採択を行うよう望んでいる」と話しました。

 報道によりますと、この決議案はフランスが作成したもので、各当事者は非公式の協議により合意に達しています。華報道官は「中国は決議案を議論するプロセスにおいて、一貫して公正で客観的な立場を保ち、当事者各側の歩み寄りを促し、共通認識が得られるよう、安保理の団結とシリア問題での協力を維持し守っている」と話しました。

 その上で、「中国は、シリアの人道状況を根本から緩和させる鍵は安保理第2254号決議案の実施であり、その道は停戦、政治交渉、人道支援とテロ取締りへの協力という4つの路線を同時進行させていくことにあると、これまで強調し続けてきた。中国は今後も引き続きシリア問題の政治的解決に参与し、シリアが一日も早く平和と安定を実現できるよう、建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。(Yan、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS