20161216news6
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フランス議会は15日、フランス全土に発令されている「非常事態宣言」を来年7月15日まで延長する法案を可決しました。フランスのメディアによりますと、この法案により、フランス全土では来年7月までの20ヶ月間非常事態が続くこととなり、これは1955年の「緊急状態法」制定以来、最も長いものとなります。
これについて、ブリュノ・ル・ル内務大臣は、「テロ組織はフランスや中東などで打撃を受けているが、テロ脅威の深刻さは弱まっていない」と指摘、その上で「来年4月から5月にかけて大統領選挙があるほか、6月に議会選挙が控えているフランスは、なお深刻な不安定さを抱えている」としました。
さらに「クリスマスや元旦など、祭りが集中する年末年始に、フランスは警察と軍隊の出動を増強し、テロ襲撃を防いでいく」と強調しました。(朱、む)
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