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中国の劉結一国連大使は「現在の情勢下において、国際社会はシリア問題の政治的解決という方向を堅持し、対話や協議による解決の路線に戻って、戦乱を終わらせるための根本的な道を、できるだけ早く見出す必要がある」と述べました。
劉結一国連大使は、採決の後の記者会見で「安保理がシリア問題において取る行動は、再度の停戦、政治的交渉、テロ取締りの協力、人道支援の四つの分野の活動にとって有効なものでなくてはならない。シリア情勢は複雑で敏感かつ深刻であり、ロシアやアメリカなどの関係側は情勢緩和のための外交努力を続けている。安保理はそのような外交努力を支持し、協力する行動を取るべきだ」と述べました。
劉大使はまた「関連の決議草案はシリアの人道状況について具体的な措置を提示していた。また、提案国を含む安保理メンバーも協議を達成するために多大な努力を払った。しかし、各方面に依然として見解の不一致が存在している。この状況下での決議案の実施は、関係国の外交努力にとっても、シリア情勢の改善にとってもプラスにはならない」と指摘しました。 (hj 謙)
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