国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は1日の世界エイズデーにあたり談話を発表し、国際社会に向け、2030年までにエイズの流行を終息させるための努力を呼びかけました。
潘基文事務総長は「国際社会はエイズの予防と治療について実質的な進展を見せ、治療を受けている人もこれまでになく多くなっている。2010年以来、母子感染の児童の数は半減し、毎年エイズ関連の死因で死亡する人も減っており、HIVキャリアの寿命も延びている。その一方、アフリカのサハラ以南の地区など、感染率の高い地域では、若い女性が特に感染しやすい状況がある」とし、エイズ流行の終息に向けた努力を世界に呼びかけました。(ジョウ、む)
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