王外相はこの中で「中国は、ハンガリーとの関係を非常に重視している。両国の交流、ハイレベルの往来、実務的協力の強化のために一層力を入れていきたい」と表明した上で、中国と中東欧諸国との「一帯一路」の協力をリードする、ハンガリーの重要な役割を評価しました。さらに、「双方の戦略的リンクを強化し、各分野における実務協力を強め、鉄道整備などインフラ整備における協力を推進していく。中国と中東欧諸国の『16＋1』協力を強化し、各国の国民に福祉をもたらしていく」と述べました。

　これに対し、シーヤールトー外務貿易相は「両国は、経済貿易、金融、観光、人文などの分野で実り豊かな成果を上げている。中国と密接な接触を保ち、とりわけ、『一帯一路』構想の確実な成果を早期に収めることを望む。中国企業が欧州に進出する架け橋となり、欧州と中国の関係や『16＋1』協力で積極的な役割を果たしていきたい」と表明しました。

　なお、シーヤールトー外務貿易相は、中国・ハンガリー「一帯一路」作業グループの第1回会議に出席するため、中国を訪れています。（Mou、謙）