11月30日午前11時、貨物輸送列車X9801号がウルムチ西駅から、カザフスタンのアルマトイに向けて出発しました。この列車は、中国と欧州を結ぶ路線のウルムチ・ターミナルを出発した100本目の列車となりました。ウルムチ・ターミナルを始発とする国際列車は現在、1日1本の運行が実現しています。

　チベット自治区経済情報委員会の彭季副主任は「ウルムチ・ターミナルは5月に運営を開始し、国内からヨーロッパと中央アジアへの貨物輸送の中心としての役割を果たしている。国内から中央アジア諸国へ向かう列車はここに集まる。また、ヨーロッパ行きの列車はここで態勢を整える。ウルムチは内陸の都市にとってのターミナルとなり、中欧国際貨物輸送ルートの集中センターともなる見込みだ」と予測しました。（殷、謙）