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北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は21日、「NATOは新たな連盟の結成を通して、集団防衛能力を拡大し、脅威に対応していく」と表明しました。
ストルテンベルグ事務総長は「NATO加盟国周辺での軍事行動が増加傾向にある状況にかんがみ、軍事衝突や不測の事態の発生を予防するため、必要な措置を講じることに注力しなければならない。また、ロシアに対しては、効果的防衛と意義ある対話という2つのアプローチを併用する体制を取っていくことになる」と明らかにしました。
現在、ロシアに近い東欧地域において、NATOは冷戦後最大規模の兵力集結を行っています。多くの加盟国は来年1月から、バルト海沿岸3カ国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とポーランドへの駐留軍派遣に応諾しており、さらにルーマニアへの多国籍部隊駐留が予定されているほか、NATOは空域と海域においても防衛配備を強化する予定だとしています。(殷、む)
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