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国境線付近でミャンマー国内の衝突 外務省が懸念

2016-11-21 14:53:19     cri    

 中国の国境線付近で20日、ミャンマー北部にある少数民族が住む地域の武装勢力とミャンマー政府軍による戦闘が発生しました。これを受けて外務省の耿爽報道官は20日、北京の定例記者会見で、「関係各側が自制を保ち、軍事活動を停止し、衝突をエスカレートさせないよう希望する」と述べました。

 ミャンマー駐在の中国大使館は20日、「ミャンマー政府軍と一部の少数民族が住む地域の武装勢力が20日、中国との国境線付近で衝突した。その中で、戦闘を避けた一部のミャンマー人が国境を越え、中国国内に入った。中国の地方政府は人道主義に基づき、彼らを一時的に収容し、負傷者を病院に搬送して手当てを受けさせている」との声明を発表しました。

 これについて、耿爽報道官は「中国政府は、ミャンマーとの国境線付近の平和と安定を重視している。ミャンマー側で発生した武力衝突を深刻に懸念している」としたうえで、対話と協商の姿勢を固く守り、和平プロセスのために適切な努力を払うよう、ミャンマー各側に呼びかけました。(藍、謙)

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