韓国聯合ニュースはこの日、検察当局の情報を引用し、調査は遅くとも今月15日か16日ごろに始まる予定で、すでに青瓦台（大統領官邸）に通達されたと伝えました。青瓦台側の情報によりますと、検察当局の決定について内部検討を行った後に明確な回答を出すとしています。

　検察当局によりますと、朴大統領の友人による国政介入疑惑をめぐり、友人による指示あるいは参与などの状況を明らかにするには、朴大統領への事情聴取を含む調査が必要だということです。

　検察当局は調査の内容を明らかにしていませんが、直接対面しての事情聴取を行うとし、場所は検察と青瓦台が協議して決めるとしています。

　今回の検察による調査では、崔順実（チェ・スンシル）容疑者が設立した2つの財団に対する財閥からの寄付について、朴大統領の影響力が不適切に行使されたかどうか、また、崔容疑者への機密文書漏えいに朴大統領がどれだけ関わったのかが主に調べられるとみられています。（RYU、謙）