モロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議（COP22）で、中国代表団は11日、「中国が気候変動への対応政策や行動は外部からの干渉を受けず、引き続き積極的な参加者としての役割を果たし、グローバル気候ガバナンスへの参加を続けていく」と明らかにしたうえで、先進国がリーダーシップを発揮して気候変動への約束を守るよう期待を寄せました。

　中国代表団の陳志華交渉代表は記者のインタビューを受けた際、「COP22が開幕してから、中国は各議題に関する協議に積極的に参加している。交渉プロセスでは、資金不足や技術譲渡まで、多くの困難に直面しており、各側が協力しあって解決していくべきだ」と述べました。さらに、「中米間の気候変動における協力は両国関係の一大ポイントであり、双方は引き続き意思疎通と協力を強めていく」と述べました。（Lin、Kokusei）