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<COP22>中国代表団、3原則の堅持を主張

2016-11-10 12:52:42     cri    

 モロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)で、中国代表団副団長を務める外務省気候変動交渉担当の苟海波特別代表は現地時間9日、COP22が「既存の共通認識を損なわないこと」を含む3つの原則を堅持するよう主張しました。

 苟副団長は、「グリーンで低炭素な開発はすでにグローバルなトレンドであり、気候変動対応における協力は国際的な共通認識になっている。これからの協議でも『3原則』を堅持すべきだ」と示しました。

 苟副団長が示す3原則の一つ目は、「パリ協定」の各要素をバランスよく取り扱うことです。気候変動の緩和策や適応策、資金面や技術面の支援と能力構築など、各方面にかける比重を整えるよう求めるものです。

 第二に、既存の共通認識を損なわないということです。特に「共通だが区別ある責任」という原則は「国連気候変動枠組み条約」、「京都議定書」、そして「パリ協定」においても貫かれており、これからの協議でも厳守すべきです。

 第三に、包容力と政治を動かす力とのバランスを維持し、途上国を受け入れることを重視するということです。(Lin,謙)

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