モロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)で、現地時間9日、「中国パビリオン」が正式に開館し、「エコガバナンスによる人類の福祉向上」をテーマとするシンポジウムが開かれました。
中国代表団の副団長を務める国家発展改革委員会気候局の謝極巡視員がシンポジウムで挨拶し、「中国政府はエコ文明の建設を非常に重視しており、『エコ文明建設に関する第13次五カ年計画』を公表した。これは中国社会のグリーン成長や低炭素発展を促す行動計画でもある。計画によって、中国の2030年までの行動目標における二酸化炭素排出量のピークを2030年頃に設定し、その時点でのGDP当たり二酸化炭素(CO2)排出量は2005年より60~65%ほど削減する。また、非化石エネルギーが一次エネルギー消費に占める割合を20%前後にし、森林保有量を2005年より45億立方メートルを増やす」と明らかにしました。(Lin、謙)
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