中国共産党は2日、「新しい情勢下の党内政治生活に関する若干の準則」と「中国共産党党内監督条例」を公表しました。
両文書はこのほど開かれた中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議(六中全会)で審議され、採択されたものです。
これは新しい情勢に応じた中国共産党の党内生活の規範化と党内監督の強化への基本文書となり、全面的で厳格な党管理が制度化への道をたどり、中国今後の改革と発展を指導する共産党にとって大きな意義があると見られています。
「準則」は理想と信念、党の基本路線の堅持、党中央の権威の支持、党の政治規律の厳守、党内民主の発揚、党員権利の保障、権力行使への制約と監督などを明確に規定しました。
「条例」は中国共産党の中央組織、各級党委員会、党の規律検査委員会、末端の党組織、党員の監督職責とそれにふさわしい監督制度に関する規定を制定しています。
国家行政学院の竹立家教授は「党内政治生活の規則と監督条例の公表によって、中国共産党の党管理と腐敗取り締まりは制度化と規範化への道をたどる。そして、党と政治、社会の風潮の改善および良好な政治体系の構築の上で決定的な役割を果たしていく」と述べました。
(ジョウ、謙)
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