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六中全会、全員一致でコミュニケを採択

2016-10-27 21:10:18     cri    
 24日から北京で開かれていた中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議(六中全会)は27日、全員一致でコミュニケを採択し閉会しました。

 コミュニケは、前回の全体会議以来の中央政治局の活動を評価した上で、国内外の情勢が複雑化している中、政治局は時代の流れを読み取り、実践の結果表れた問題に対し、改革の全面的な深化や供給側の構造改革の実施、国防と軍隊の改革の一層の深化に務めてきたとしました。その上で、党と国の各活動で新しく、かつ重要な進展を遂げたと評価しました。

 また、党建設を全面的に厳格化したことが、成果を挙げたとし、党と国が新しい局面の打開に重要な保証を提供したとしています。

 そして、新しい情勢のもと、党内の政治活動を強化し、規範化する必要があると指摘しました。全ての党員が、集中的かつ民主的、規律と自由のある柔軟性を持った政治局面の形成に努めるべきだとしています。

 さらに、党は人民から生まれたもので、人民の支持を失うことは、根幹をなくすことと同様だと指摘したうえで、全身全霊をかけて人民に奉仕し、民衆と良好な関係を保つことを求めました。

 このほか、党内の民主は党の命だとし、いかなる組織や個人も、党内の民主に圧力をかけたり、破壊してはならないと強調しました。そのうえで、中央委員会、中央政治局、中央政治局常務委員会、党の各級委員会が重大措置を取る前には、調査と研究を行い、各方面の意見やアドバイスを聴取しなくてはならないとしています。

 また、清廉潔白な政治、腐敗取締りの堅持は党にとって重要任務だとし、腐敗防止システムを構築する必要があると強調しました。

 さらに、党内の監督対象は、党の指導機関、指導者幹部、とりわけ主要な指導者幹部だ強調しました。

 なお、第19期全国代表大会は、2017年下半期に北京で開催される予定です。(朱 keiko)

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