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中日関係改善に取り組む姿勢は変わらず=外務省

2016-09-27 18:42:41     cri    
 日本の安倍晋三首相が26日、衆参両院本会議で所信表明演説を行った際、「中国の平和的発展を歓迎する。戦略的互恵関係の原則の下、大局的な観点から関係改善を進めていく」と表明すると共に、東海や南海について、一方的な現状変更の試みは認められないとし、「国際法に基づいて、平和的・外交的に解決すべきだ」としました。これを受けて、外務省の耿爽報道官は27日の記者会見で、「中日関係の改善と発展に取り組む中国側の基本的スタンスは変わっていない」としました。

 耿報道官は27日の定例記者会見で記者の質問に答え、「中国と同じ目標に向って歩み寄り、中日間の四つの政治文書と四項目の原則的認識を着実に順守し、歴史を鑑とし、未来に向かう精神に則って、中日関係の前向きな発展を共に推進すべきだ」と強調しました。

 耿報道官はまた「日本が中国の発展をチャンスとして真に受け止め、中国の核心的利益および高く関心を寄せる問題を尊重し、両国間の敏感な問題を適切に処理するよう期待している。特に、中国と共に東海の平和と安定を維持し、南海問題に関する言動を慎み、両国関係にとってポジティブな要素を増やすことに努め、ネガティブな要素を抑制することで、中日関係の改善と発展に着実な努力を払われるよう期待する」と述べました。(ZHL、む)

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