ロシアのプーチン大統領は31日、「調和のとれた民族関係の維持はロシアにとって極めて重要な、国家が優先する方針だ」と強調しました。
これは、プーチン大統領が民族関係委員会の関連会議で述べたものです。さらに「ロシアには多くの民族がいる。民族間で憎しみ合うことを煽るような行いを引き続き取り締まり、すべての権力機関と社会団体は、民族関係を強化する活動に加わるべきだ」との考えを示しました。
また、海外からの移民がロシア社会と文化へ適応する上での問題について関心を呼びかけ、「今日の世界では伝統的な価値観が浸食され、人種間の対立や、宗教の矛盾が激化しつつある。ロシアは、こうした破壊的傾向を打破すべきだ。ロシアはテロ対応に成功してはいるが、警戒心を失うべきでない」と強調しました。(Mou、謙)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |