アフリカの大手民間調査機関のアフリカ風見社はこのほど「アフリカにおける中国のイメージに関する調査報告」を発表しました。国や地域、影響要素などから、アフリカでの中国の影響力とイメージに対して、全面的な調査、評価を行いました。これに基づき、アフリカ風見社は24日にオフィシャルサイト上で、トップ記事として「アフリカ人は中国を歓迎する」と題した文章を掲載しました。また、アンケート活動は36カ国で1年かけて進められ、5万4000人を対象に調査したことを明らかにしました。

　調査結果によりますと、中国のアフリカにおける影響力は日増しに強まっており、そのイメージも全体的に前向きで明るいということです。また、「中国はアフリカの経済活動で比較的大きいまたは一定の影響力を持っている」との回答は3分の2を占めています。一方、「品質の不ぞろい、地元住民の雇用チャンスの占用」などの回答があり、中国のイメージダウンにつながったことが分かりました。

　なお、アフリカ風見はアフリカ範囲で調査、研究を行う多国籍調査機関で、現在、30あまりの国で業務を展開しています。（朱、星）