中国商務省対外貿易局の葉威副局長は13日、「1月から9月までに、中国の外資実際利用額は6090億3000万元（約950億9000万ドル）に達し、去年同期より4.2％増えた」と発表しました。

　それによりますと、１月から9月までに新設された外資系企業は2万1292社に上り、去年同期比12.2％増加しました。サービス業の外資実際利用額は去年同期より9％拡大し、外資実際利用総額の70％を占め、情報、開発・設計、発明の市場化などハイテクサービス業の外資実際利用額は去年同期に比べて95％増加しました。ASEAN（東南アジア諸国連合）から中国への実際投資額は7％減少し、EU（欧州連合）からの実際投資額は48.7％増加しました。

　また、西部地域の実際外資利用額は417億6000万元で去年同期比18.2％増え、東部地域は同8％増えました。

　さらに、合併買収（M＆A）で設立された外資系企業は1066社に上り、外資実際利用額は去年同期より17.2％増の1144億9000万元となっています。（ジョウ、kokusei）