李克強首相は11日午後、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム第5回閣僚級会議の開幕式に出席した後、マカオ特別行政区政府の崔世安長官とともにマカオを視察しました。
李首相はマカオ博物館を訪れ、マカオの歴史とその多様化した文化についての展示を見学しました。マカオの古代貿易航路図を前にした李首相は、ヨーロッパとアジア貿易のターミナルの一つであり海上シルクロードにも深く関わるマカオについて、「『一帯一路』のチャンスをつかみ、開放を深めるプロセスで独自の長所をさらに伸ばすように」と期待を寄せました。
その後、李首相は、マカオの歴史を見つめ続けてきた大砲台の前で、「美しいマカオは東洋と西洋文化が融合するところであり、『一国二制度』の構想がうまく実践されたモデルでもある。皆さんの努力のもとで、マカオの将来は必ずや素晴らしいものになると信じている」と語りました。
李首相はまた、マカオの一般庶民の日常生活を体験することを希望し、現地の住宅を訪ねて、住民たちと交流しました。このほか、鏡平学校、香港・珠江・マカオ大橋、官也街を視察しました。(殷、謙)
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