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安保理がシリア関連決議を否決

2016-10-09 14:19:01     cri    

 国連安全保障理事会は8日、シリア問題に関して2つの決議案を提出しましたが、いずれも可決されませんでした。これに対し、劉結一国連大使は、シリア問題の政治解決推進の継続を呼びかけました。

 この日、安保理はシリア問題に関してフランスとスペインが起草した決議案とロシアが起草した決議案について表決を行いましたが、いずれも可決されませんでした。これに対し、劉大使は、「シリア問題において、国際社会は政治的解決の基本方針を堅持し、シリアの各方面が対話を通して争議を解決し、戦乱の早期終結を目指すべきだ」としました。

 また、劉大使は「フランスとスペインが提出した決議案の内容には、一部の条文にシリアの主権、独立、統一と領土保全への十分な尊重が見られず、一部の安保理メンバーの建設的意見も採用されていなかったため、中国は棄権せざるを得なかった」と述べました。

 他にも、劉大使は、「シリアは中東地域の要衝だ。シリアがいち早く平和と安定を回復することは、シリアの平和と安定を維持することに積極的且つ建設的役割を発揮するのみならず、地域社会や国際社会の利益にも合致するものだ」と語りました。(RYU、む)

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