20161007news6
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国連のデミストゥラ・シリア問題担当特別代表は6日、ジュネーブで記者団に、「アメリカとロシアがシリアの停戦協定を維持するための協議を停止する決定は甚だしい後退だ」と述べました。
デミストゥラ特別代表は、「シリア情勢、特に北部の都市アレッポの状況が非常に緊迫化している。もし、現在の情勢が続いていけば、アレッポ東部地区はクリスマスが訪れる前に壊滅的な状態になるだろう」と述べた上で、多くの一般人の被害を防止するため、アレッポ東部地区にある武装勢力が同地区から退去すべきだと呼びかけました。
なお、アメリカ国務省は3日、シリア停戦問題についてロシアとの協議を停止すると声明を発表したと同時に、ロシアと共同でテロリストを取り締まる軍事計画を棚上げにするということです。(玉華、kokusei)
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