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シリア、米軍のシリア空爆を非難 安保理へ呼びかけ

2016-09-19 13:13:19     cri    

 アメリカが主導する、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のための有志連合は17日、シリア国内で政府軍に対する空爆を実施しました。これにより政府軍側には死傷者が出て、武器が破壊されるなどの被害が出ています。シリア外務省は18日、国連安保理に対し、この行いを非難するよう呼びかけました。

 シリア外務省はこの日、国連事務総長と安保理議長にそれぞれ電報を送り、「空爆はシリアの主権に対する侵犯である。このような行為は、アメリカによるテロリズム撲滅とシリアの安定回復が信頼に足らないものだと示すものだ」との見解を表明しています。

 シリア外務省はまた、「安保理はアメリカが国際法、国連憲章、および安保理の関連決議を守り、シリアの主権と領土の保全を尊重して、二度と空爆を行わないよう要求しなければならない」としています。

 これに先立ち、安保理は17日、ロシア側の要求に応じて非公開会議を開きました。ロシアの国連常駐大使は「空爆によって60人余りが死亡、100人以上が負傷した。シリアの停戦合意をアメリカが守っていない」と非難しました。(殷、謙)

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