イスラエルのシモン・ペレス前大統領の死去を受けて、李克強首相は28日、ネタニヤフ首相に弔電を送りました。李首相は中国政府と人民を代表すると共に、個人の名義で、ペレス氏の死去に対して深い哀悼の意を示し、その遺族とイスラエル国民に慰問の意を表しました。

　李首相は弔電の中で「ペレス氏はイスラエルの経験豊かな政治家として、また中東和平交渉の積極的推進者として、国際的に高い評価を受けている。ペレス氏は長期にわたり中国とイスラエルの友好関係の推進に尽力し、両国の各分野での友好協力促進に多大なる貢献をした」と述べました。

　李首相はまた「現在、中国とイスラエルの関係は順調に発展している。中国はイスラエル側と共に、両国関係の健全で安定した発展を推進し、各分野での協力関係を強化し、両国および両国民に実利をもたらすよう努力して行きたい」と述べました。

　全国人民代表大会常務委員会の張徳江委員長も、クネセト（イスラエル国会）のユーリ・エーデルシュタイン議長宛てに弔電を送りました。（ZHL、む）