外務省の耿爽報道官は26日、李克強首相のカナダに対する公式訪問の成果を紹介しました。

　耿報道官は、「中国の首相がカナダを訪問するのは今回が13年ぶりであり、これによって中国・カナダ首相年度対話メカニズムが正式にスタートした。双方は、両国の各分野における協力の強化について、一連の重要な共通認識に達し、両国関係の新たな『黄金の10年』を築くために強い原動力を注ぎ込んだ」と評価しました。

　さらに耿報道官は、「双方は各レベルと多角的なメカニズムでの意思疎通を強めることによって相互理解を深め、両国間の問題と意見の食い違いを適切に解決することで一致した。李首相は中国・カナダ経済貿易協力フォーラムに出席した際、両国の各分野における実務的協力の促進に取り組む立場を全面的に説明したほか、双方は中国・カナダ共同コミュニケを発表し、一連の協力文書とビジネス契約に調印した」と述べました。（洋、星）