日本安全保障関連法の成立から１年経った19日に、日本の一部市民団体が国会前で大規模な抗議集会を行い、約2万3000人に上る日本の人々が抗議集会に参加しました。

　これに対して、中国外務省の陸慷報道官は20日の定例会見で、「日本が歴史の教訓を確実に取り入れ、平和発展の道を堅持していくことを期待している」と述べました。

　陸慷報道官はさらに、「20世紀に、日本軍国主義が起こした侵略戦争は中国および他のアジアの国々に深刻な災難をもたらし、無辜の自国民もその戦争の犠牲者となった。こうした歴史的原因により、軍事安全分野における日本の動きはアジアの国々と国際社会から大きく注目されている。これは当然のことである。われわれは、日本が歴史の教訓を確実に取り入れ、日本国内と国際社会の正義の声に耳を傾け、アジア諸国の安全に対する関心を重視し、軍事安全分野において慎重にことを運び、平和発展の道を堅持するよう期待する」と強調しました。（万）