ここ数日、アメリカの一部メディアはオバマ大統領の専用機が杭州空港に着陸した際、中米双方のスタッフが口論したと騒ぎだてて報道したことを受け、中国外務省の華春瑩報道官は5日、「事実を誤認した上、ニュースをでっち上げて報道し、プロ精神に欠けた行動だ」と指摘しました。

　華報道官は「中国は中米関係を極めて高く重視しており、双方のスタッフは中米首脳会談に向け周到な準備をしてきた。中米首脳が今回も成功、かつ成果に富んだ会談を行った。個別のメディアに焦点を正しく絞るようにしてほしい」と指摘しました。その上「G20サミットの開催国として、アメリカを含めた各国の代表団の要望を最大限に満たすように努めてきたが、来訪した訪問団側にもホストが国際慣例に従って行った手配などを尊重し、それを受け入れるべきである」と話しました。

　4日、オバマ大統領は公の場で「これまでのところ、中国訪問で得た成果は非常に有効なものだ。空港で起きたハプニングを大げさに誇張されるべきではない」と表明しました。（Yan、Kokusei）