陸慷報道官は、「南スーダンの情勢悪化以降、中国は南スーダン問題の解決を斡旋する他のメンバーと密接なコンタクトを取り、和平交渉による早期停戦や対話再開を推し進めている」と話しました。
中国政府アフリカ事務特別代表の鐘建華大使は先日、ケニアや、ウガンダ、エチオピアなどを訪れ、各側と踏み込んだ意見を交わしました。鐘建華大使はその際、「アフリカ諸国の、アフリカ式のやり方による、アフリカ問題の解決を支持する。また、地域諸国と東アフリカの政府間開発機構が取り組んでいる南スーダンの当事者側との意思疎通、斡旋を支持する。中国政府は各側と密接な交流を保ち、引き続き南スーダンの和平プロセスを推し進めていく」として、中国政府の立場を表しました。
今月31日、鐘特別代表はスーダンのカトゥムで、スーダンと共に、南スーダン問題合同モニタリング評価委員会パートナーグループの第三回ハイレベル会議を主催します。この会議は、関連各側に情勢緩和に関する共通認識を早期達成するよう働きかけ、南スーダン和平移行プロセスの元の軌道への復帰を促進することを目的としています。(朱、謙)
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