これを受け、ミャンマーを訪問中の国連のパン・ギムン事務総長は報道官を通じて声明を発表し、テメル氏に祝福の意を伝えた上で、「テメル大統領の指導の下、ブラジルと国連が今後も密接な関係を維持し続けることを信じている」と述べました。

　国連事務総長が特定の国の政治にコメントを発表するのは珍しいことだといわれています。今年5月、ルセフ大統領がブラジル上院によって180日の停職処分を強いられた際も、パン事務総長はコメントを出し、ブラジル各界に冷静さを保ち、対話を行うよう呼びかけました。（鵬、kokusei）