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国連事務総長、G20サミットに向けた中国の指導力を評価

2016-08-30 15:39:01     cri    


 9月開催のG20杭州サミットを控えて、国連のパン・ギムン事務総長は、多くの中国語系メディアからインタビューを受け、「G20が持続可能な発展や気候変動などの、長期的かつマクロ的な課題に注目するよう、中国は見事に導いている」と評価し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と気候変動に関する「パリ協定」の実施に向けて、今回のサミットが後押しとなるよう、期待感を示しました。

 インタビューでパン事務総長は、「経済回復の鈍化や、需要の疲弊、投資の低迷、失業率の高止まりなどの影響を受けて、世界経済は落ち込んだ状態が続いている」と指摘しました。また「G20のメンバーは、世界で規模が最も大きく、資源が最も豊かで、財力が最も充実した経済体の代表である」と強調し、今回の杭州サミットで、経済の難題を乗り越えることを含めた世界的な問題が討議されることを望んでいます。

 パン事務総長はまた、「持続可能な発展と気候変動問題が杭州サミットの中核的な議題に定められたのは、G20の注目が、短期的世界金融危機管理の議論から、長い目で世界発展の問題を議論する方向に転じたことを示している」として、中国の取り組みを賞賛しました。(朱、謙)

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