報告書によりますと、去年はグローバル貿易の成長が鈍化しつつあった影響を受け、アメリカの対中国貨物輸出額は1130億ドルとなり、2014年を下回ったものの、中国は依然として、カナダとメキシコに次ぐ、アメリカにとって三番目に大きい貨物輸出市場だったということです。

　一方、2014年は、アメリカの対中国サービス輸出額は420億ドルとなり、中国はアメリカにとって四番目に大きいサービスの輸出市場になっていました。

　また、アメリカの対中国貨物輸出は運輸設備、農業、コンピューター、電子製品、化学工業など、多くの業界に及び、対中国のサービス輸出には観光、教育、運輸、金融サービスなどの分野が含まれ、対中国輸出の好調な発展ぶりはこれら業界の雇用拡大にもつながっているとみられています。（Lin、星）