今年6月、非営利団体「インターネット・コーポレーション・フォー・アサインド・ネームズ・アンド・ナンバーズ（ICANN）」は、商務省の電気通信情報局に提出した譲渡案が承認されたことに続いて、規定に沿って実施計画進捗状況の報告も提出しました。電気通信情報局はこれら報告に対する評価結果に則って、16日、「10月1日にドメイン名への管理権限を放棄する」と発表しました。

　ICANNは1998年に設立し、カリフォルニア州に本部を置いています。商務省と結んだ契約によりますと、政府は団体の関連規定に対して最終拒否権を持っているということです。この契約の期限切れになる日が今年の9月30日になっています。最終拒否権について、今まで多くの国々が譲渡するよう米国政府に呼びかけてきましたが、国内では議員からの反対も含めて反対の声が後を絶たない状況でした。（朱）