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国連特使、シリア人道状況への注目を訴える

2016-08-19 13:42:03     cri    
 国連のデミストゥラ・シリア問題担当特使は18日、シリアの人道状況に注目し、救援物資の早期輸送を確保するため、少なくとも48時間以上の交戦各側の停戦を促すよう国際社会に呼びかけました。

 18日、国連人道機関とNGOからなる人道カントリーチーム(HCT)は毎週の定例会議を8分間行った後、中断しました。これについて、デミストゥラ特使は同日の記者会見で、「19日の『世界人道デー』に際して取った象徴的な姿勢であり、国連とシリア国民を代表して、人道援助物資が交戦の影響で輸送できない局面への失望を表すためだ」と明らかにしました。

 デミストゥラ特使はさらに、「過去1ヶ月間に渡って、取り囲まれているシリアの都市に辿り着いた援助物資の輸送車両は一台もなかった。一部の都市には100日間以上も何らかの救援物資が届かず、人道情況は非常に厳しかった」と述べ、「救援物資の輸送を確保するためには、少なくとも48時間以上の停戦が必要だ」と訴えています。(Lin、星)

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